関東製作所

関東製作所の自動機の特徴

関東製作所は1948年に設立され、東京本社を中心に国内外に拠点を展開する産業機械メーカーです。事業実績15年を誇るメカトロニクス事業部では、工場の自動化・省人化やヒューマンエラー削減、製品の精度向上に特化した自動化ソリューションを提供しています。

特に、自動車業界の厳格な品質基準に対応してきた経験を活かし、プラスチック分野では金型設計から試作、量産までをワンストップで対応。中間コスト削減や効率的な連携体制の構築が可能です。また、協働ロボットを活用した提案では、初期投資を抑えつつ安全かつ柔軟な導入を実現しています。

関東製作所が提案する自動機

自動加工機

金型では成形が難しい複雑な形状を後加工で実現する自動加工機を設計・製作します。対応する工程には、射出成形品のルートアウトやゲートカット、バリ取り、切削、穴あけなどが含まれます。

また、複合機として検査機能を搭載した提案も可能です。例えば、NG品を専用センサーで除外してから加工を行う「ショートショット検知付きゲートカット機」や、切断加工後の精度確認を行う「リークテスト付き加工機」など、現場の効率を考えた仕様にカスタマイズできます。

協働ロボットのメリットを活用した仕様も得意としており、ティーチングが容易で、安全柵が不要なコンパクト設計により柔軟な設置が可能です。

自動組付け機

射出成形品の溶着や組付け工程を自動化する設備を提供しています。特に、超音波溶着機の製作で多くの実績があります。超音波溶着は接着剤やねじを使用せず、コスト削減に優れた方法で、量産品メーカーにとって理想的です。

また、クライアントのニーズに応じて直交ロボットや複数ユニットを活用し、コスト重視やスピード重視など柔軟なプランを提案可能です。機械設計から電気制御、現地での調整まで社内一貫で対応し、修正や調整も迅速に行います。

自動検査機

欠品や外観の傷、異物混入などを検出する自動検査機を設計・提供しています。特に、自動車部品やエアコンダクト、タンク、透明容器など多岐にわたる実績があります。

±0.02mmレベルの高精度な検査を標準仕様とし、光電センサー、近接センサー、カメラセンサーを活用。検査ポイントが多い場合でもコストを抑えながら最適なシステムを構築します。さらに、現地でのセンサー調整や環境に応じた最適化も社内スタッフが対応します。

製作会社・関東製作所について

1948年設立の関東製作所は、プラスチック樹脂製品マーケットを中心に、金型設計から試作、量産までを社内一貫体制で提供してきました。この一貫体制により、クライアントの課題を深く理解し、効率的かつ高品質な製品づくりを実現しています。

国内では東京本社を中心に愛知、静岡、岐阜、福岡などに拠点を展開し、迅速かつ地域密着型のサービスを提供。また、海外ではインドネシアをはじめとする拠点を通じて、グローバル市場にも対応可能です。特に、海外拠点では現地企業との連携を強化し、オフショア開発や現地製造サポートにも注力しています。

同社のメカトロニクス事業部では、「お客様要望を実現する積極的な提案」「厳格な品質管理」「誠実な対応」という三本柱を中心に、モノづくりを通じた信頼関係の構築を目指しています。例えば、品質管理では自動車関連製品で培ったノウハウを活かし、万が一の不具合発生時にも暫定対策だけでなく、恒久的な解決策を提供。顧客にとって最適なソリューションを提案する「SIer集団」としての役割を果たしています。

環境問題への取り組みにも積極的で、リサイクル材やバイオプラスチックの活用、デジタル化によるエネルギーロスの削減などを推進しています。また、持続可能な環境づくりを目指し、地域に根ざした工場運営にも力を入れています。

関東製作所の基礎情報

会社所在地 東京都江東区森下5丁目18番13号
対応機器 プラスチック製品開発、金型設計、自動加工機、自動組付け機、自動検査機
自動車工場_画像
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