3D形状検査装置(クラボウ)

3D形状検査装置のおすすめポイント

形状欠陥の高速検出が可能

超高速3次元処理を実現したクラボウの3D形状検査装置。専用の高速3Dカメラと画像処理アルゴリズムを採用しており、1秒間に35,000プロファイル(クラボウ従来装置の約1,166倍)の立体情報を得ることができます。
なお、3DカメラにはCMOSイメージセンサと高速チップを搭載。3D化演算はハードウェアが行い、3D情報をコンパクト化して後処理側へ転送することで高速処理を可能にしています。

2D・3Dの総合検査も可能

クラボウの3D形状検査装置では光切断法による3D検査を実現しています。さらに輝度による2D濃淡情報も同時に取り込めるため、2次元と3次元の両方の特性を活かした検査が可能。印刷不良と形状不良を同時に検査することもできるため、効率の良い検査を実現できます。
検査対象物としては、木材や内装タイル・外装タイルなど。さまざまな対象物の欠陥検査に活用できます。もちろん全数検査に対応可能です。

同一色部や金属物表面の検査に対応

3D形状検査装置では2D検査で困難とされていた同一色部の欠陥や金属物表面の検査が行えます。
対象物の模様や柄、コントラストなどの影響を受けずに検査を行えるため、タイヤ表面や密集した絵柄上の微細な割れや欠け、打痕、凹みや傷などの欠陥を検出できます。

3D形状検査装置でできる検査

木材の表面検査

クラボウの3D形状検査装置では、木材の表面検査が可能です。木目などの表面模様の影響を受けずに検査を行えるため、割れや欠けなどの3次元的な欠陥を検出できます。

内装タイルの表面検査

表面に凹みや傷、欠けなどが生じる内装タイルでは、釉薬によってコーティングされていることで目視検査や通常の画像処理検査は困難です。3D形状検査装置であれば欠陥をはっきりと検出することができます。

外装タイルの表面検査

外装タイルの表面にはエンボス加工が施されているうえ、スプレーによって石目調の模様が入っていることも。クラボウの3D形状検査装置なら模様のコントラストに影響されることなく表面の凹みや傷を検出できます。

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3D形状検査装置のスペック概要

製作会社 倉敷紡績株式会社(正式社名扱い:クラボウ)
検査精度(最小単位) 要問合せ
用途(検査対象) 木材や内装・外装タイルなど
検査項目 同一色部の割れや欠け、金属物の表面の凹みや傷など
検査方式 画像処理方式
出力情報 要問合せ

製作会社・クラボウについて

紡績会社として創業し、現在では住宅や自動車、エレクトロニクス、工作機械など幅広い分野に事業を拡大しているメーカーです。検査装置の最適化に取り組んでおり、インドやワシントン、韓国など海外でもクラボウの検査装置が活躍しています。

クラボウの基本情報

会社の所在地 本社:大阪府大阪市中央区久太郎町2-4-31
対応実績 検査装置、自動化技術、光計測、センシングデバイス制御、AIなど
自動車工場_画像
目的別に紹介!
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