山岡製作所は1938年の創業以来、精密プレス加工技術を事業の柱にしながら、様々な生産設備や製造ラインの設計・開発・製造などを請け負ってきました。そして現在は電子部品業界や自動車業界、医療機器業界、食品業界など多種多様な業種・業界をクライアントとして、自動機や自動組立来、各種検査装置を組み込んだ生産設備や省力設備の提案などを行っています。
自動化システムの企画から設計、製造までワンストップで行える上、幅広いニーズへ応えられる自動機が強みです。
リードカットフォーミング装置
自動車業界のために開発された自動機であり、マガジンから自動供給されるリードフレーム製品を金型技術によって個別に分類し、さらにそれぞれを専用のマガジンへ整列収納させる機械システムです。レールを交換することで様々な品種のワークへ対応することが可能となっており、さらに検査装置などにも連結できます。
協働ロボット自動機
ワークとAGVの受け渡しを自動化するために開発されているロボットシステムであり、2本のコンベアを搭載してワークの受け渡しを実行します。電磁ノイズの影響を受けにくくする設計になっている他、協働ロボットとして周辺に作業員が近づいた際には安全のために動きを制限することも特徴です。また5M画素のカメラで対象物を識別します。
超微細孔成形品
医療分野において採用されている自動機であり、ワークへサイズφ0.05の穴を自動的に形成するためのシステムです。ABSやPOMといった材料が採用されており、医療機器や医療品の製造ラインとして衛生面や汚染対策への配慮が行われていることも見逃せません。なお、貫通孔のサイズはφ0.05以上で調節可能です。
金型部門と連携して、様々な用途やワークに対する組立工程を自動化することができます。機械製品や電器製品のパーツの組み立てや配線、大型プラントの組み立てや据付などクライアントが求めるニーズに合わせて、設計士が組立工程を自動化するための機械やシステムを設計・開発してくれます。また、国家資格を有する技術者が設備の品質をチェックしてくれることもポイントです。
山岡製作所はそもそも精密プレス加工を主力事業として成長してきた企業であり、金型部門とも連携しながら金属加工や機械加工を得意としていることが重要です。そのため加工工程についても小型機器から大型装置までクライアントの作業ニーズや環境条件に合わせて自動機や自動システムを設計・開発することが可能となっており、設置工事やアフターサポートも対応します。
500万画素のカラーカメラによって対象物の色や外観をチェックし、それらを自動的に判別して不良の有無をチェックするといった品質検査や外観検査の自動化が可能です。検査項目もワークの色や位置といった複数の項目を設定することが可能となっており、クライアントのニーズに合わせてオーダーメイドの自動検査装置を開発します。
山岡製作所は技術力に自信を持っている企業であり、国家資格を取得した技術者や技能士と各種自動機器の設計士などが連携して、先進的なアイデアを提案しながら、同時にそれらの実際の有効性や実用性についてもきちんと確認してくれることが強みです。
対応可能な分野も多岐にわたっており、これまでにない自動機や検査装置を提案してもらうこともできます。
会社の所在地 | 京都府城陽市平川横道93 |
対応機器 | 電子部品・半導体関連、自動車関連、電池関連、医療関連、食品関連、AGV(無人搬送台車)など |