ジャイロスキャンによる
高精度検査が可能
松浦電弘社の内径外観検査装置ではジャイロスキャン(長野オートメーション)を用いており、内径外観に欠陥がないかを検査してくれます。欠陥を検出する仕組みとしては、検査プローブから金属ない表面に向けてレーザーを照射し、正反射光の光量を画像で表します。欠陥部分があると光が上手く反射されずに散乱するため、反射光が戻らないことで欠陥を検出できます。
なお、レーザークラスは「クラス2」に相当するため、保護具の使用は不要です。
最小Φ0.05mmほどの
検出も可能
内径外観検査装置は高精度検査を実現しており、検査面の状態によるものの最小Φ0.05mmほどの検出が可能です。対象物の微細なキズや汚れ、異物やバリなどを検出してくれるでしょう。
また、検査の判定基準は部位ごとに設定を変えられます。そのため、「欠陥と検出されたが実際は問題でなかった」「異常があったのに欠陥検出がされなかった」というミスを避けられ、質の高い検査を効率よく行えるでしょう。
ワークに応じた
設計・製作をしてくれる
松浦電弘社の内径外観検査装置の対象ワーク内径はΦ2mm~Φ120mm。対象ワーク内径によって異なるものの、最大200mmの検査長さに対応可能です。また、ワークに応じてメカや制御装置の設計・製作を行ってくれるため、効率の良い検査を行えるでしょう。
なお、外径外観検査装置と組み合わせて使用すれば、内面・外面ともに検査を行うことが可能です。
キズ検査
自動車部品や半導体部品などの対象物についたキズを検出します。対象物により異なりますが、Φ0.05mm程度まで検出することが可能です。
汚れ・異物検査
対象物に付着している汚れや異物などを検出します。部位ごとに検査の判定基準を変更できるため、より精度の高い検査を行えます。
バリ検査
金属やプラスチック、ゴムなどの加工時に生じる出っ張りやギザギザした部分(バリ)を検出します。バリを検出することで、製品の不具合や品質低下を防ぎます。
検査ユニットの販売だけでなく、検査装置全体をワンストップで依頼できる機械製作会社を紹介しています。
製作会社 | 株式会社 松浦電弘社 |
検査精度(最小単位) | Φ0.05mm程度 |
用途(検査対象) | 記載なし |
検査項目 | キズ・巣・汚れ・異物・バリなど |
検査方式 | レーザースキャン方式 |
出力情報 | 記載なし |