ROLIS(ユキ技研)

ROLIS_画像 引用元:ユキ技研公式HP(https://www.yukilabo.co.jp/open_qhm_pub/index.php?IMD_product検査装置)

ROLISのおすすめポイント

検査対象に合わせた8種類のバリエーション

ROLISは、検査部位、回転部位、カメラ性能の違いによって8種類に分けられ、多種多様な製品形状や撮像条件に柔軟に対応可能な欠陥検査機です。
バリエーションは主に、内周撮影用か外周撮影用か、ミラー回転式かワーク回転式か、ラインセンサカメラ搭載かROLISカメラ搭載かでカテゴライズされます。

ピントや画角の調節が容易に可能

ROLISは開閉式のスリットを搭載しており、リアルタイム2次元画像によるピント調整や画角調整、光源調整が可能です。
同一カメラを用いて通常撮像の2次元撮像検査も行えるため、エンドユーザーにとって使い勝手の良い欠陥検査機です。

ハイライト部分は自動で補足

ROLISのカメラはハイライトの自動補足が可能です。
従来のラインセンサカメラでは、光量にムラが生じやすく、ハイライトが中心から少しでも外れると受講できないというデメリットがあります。
一方で幅のあるスリットで撮像可能なROLISカメラであれば、ある程度の範囲内であればハイライトが外れても自動で補足して正しく受光できます。

ROLISでできる検査

カムシャフト外観検査

ROLISは、カムシャフトの研削面やジャーナルに発生する鋳巣や打痕、ビビリなどの欠陥を検出できます。
検査対象となるワークを回転させつつ、カメラとの位置関係を同期制御することで、楕円形など様々な形状のワークにも柔軟に対応しています。
仕様詳細は、分解能が約14μm、撮像幅が30mm、検査のサイクルタイムは最短で1カムあたり0.8秒です。

シリンダーライナー外観検査

ROLISは、シリンダーライナーの表面に発生する打痕や破損、ひび割れなどの欠陥を検出できます。
使用詳細は、分解能が26μm、検出対象が0.3mm以上の欠陥、検査のサイクルタイムは最短で1個あたり40秒です。
その他の詳細な検査情報は、公式には記載されていませんでした。

スロットルボディ外観検査

ROLISは、スロットルボディの加工面に生じるキズや打痕や欠け、鋳巣などの欠陥を検出できます。
使用詳細は、分解能が36μm、検出対象が0.3mm以上の欠陥、検査のサイクルタイムは最短で1個あたり6秒です。
その他の詳細な検査情報は、公式には記載されていませんでした。

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ROLISのスペック概要

製作会社 ユキ技研
検査精度(最小単位) 記載なし
用途(検査対象) 自動車部品
検査項目 芯振れ、芯ズレ
検査方式 カメラ
出力情報 記載なし

製作会社・ユキ技研について

社内に研究室を構え、創業時から独自の技術開発に取り組んでいるメーカーです。検査装置事業部とレコフレーム事業部を展開しており、検査装置事業部では主に自動車部品や半導体部品の検査装置を製作。国内の主要自動車メーカーやセラミックメーカーをはじめ、海外でも導入された実績があります。

ユキ技研の基本情報

会社の所在地 本社:愛知県春日井市高森台4-8-42
対応実績 検査装置、自動化技術、高速撮影、超高解像度画像処理など
自動車工場_画像
目的別に紹介!
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