自動車部品別・欠陥検査装置の選び方リスト

対象・目的別で探す外観検査装置

表面検査

ボディの表面
プレート表面
フィルム表面
シート表面など

立体物検査

自動車部品全般
日用品
医療用機材
錠剤、衛生用品など

内径・穴表面検査

自動車部品全般
エンジンボア内径
シリンダ内径
ピストン内径など

自動車部品の外観検査で検出する欠陥例

自動車部品における外観検査で検出する欠陥例には以下のようなものがあります。

  • ベアリング
    サビ・腐食・線傷・クラック・寸法ミス・へこみ・打痕・空気孔
  • ボルト/ネジ
    バリ・割れ・クラック・変形・寸法ズレ・異品種/未加工品の混入
  • ギア
    サビ・傷・クラック・寸法ミス
  • 溶接部
    アンダーフィル・アンダーカット・空気孔・巣・ボロシティ・割れ

自動車部品の外見検査では、ベアリング、ボルト/ネジ、ギアなど、これら金属部品のサビや腐食、へこみ、打痕、バリ、割れ、クラックなど、各種の不良・欠陥の検出を外観検査装置で実施。
メーカー・製品ごとに特性が違うため、さまざまな機械での検査がなされており、製品によっては複数の欠陥が検出されるケースもあります。
また、自動車には溶接部品も使われており、溶接部品のアンダーフィル、アンダーカット、割れ、気泡といった溶接時にできやすい欠陥も装置によって検出することが可能です。

部品ごとに起こりやすい欠陥と適した検査方式

エンジンボア

エンジンボアは金属系の部品であり、表面のスクラッチや打痕、鋳巣などの欠陥が発生しやすい部品です。
これらの欠陥を検査するには、レーザー光の反射度合いに基づいて製品表面の異常を認識する立体物や内径部のレーザースキャン方式が適しています。

シリンダライナ

シリンダライナもエンジンボア同様、自動車に用いられる代表的な部品であり、金属中にポアが発生する、表面にキズや打痕が残るなどの欠陥が起こり得ます。
これらの欠陥検査には、高度な検出が可能なレーザースキャン方式が適しています。

マスターシリンダー

ロボットシステムや各種専用機に使われるマスターシリンダーは、部品表面の剥離やびびり、欠損、キズなどの欠陥が生じるリスクがあります。
スクラッチや欠けなど表面の傷に関する検査にはレーザースキャン方式、塗装の剥がれなど表面の色や形状に関する検査には画像処理方式が適しています。

バルブボディ

オートマチック自動車の心臓部として用いられるバルブボディボディには、金属内部に鋳巣が発生するなどの欠陥が生じる可能性があります。
鋳巣の検出には、光学レーザーを用いた高精度なレーザースキャン方式による欠陥検査が適しています。

ピストン

金属製のピストン部品は、表面のスクラッチや線キズ、亀裂、打痕などの欠陥が発生する場合があり、厳しい検査が不可欠です。
金属表面についたキズや微妙な凹凸を検出するにはレーザースキャン方式、金属表面のたわみや色味を検査するには画像処理方式が向いています。

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーは、切粉などの異物混入が生じやすい金属部品です。
円筒型の部品内部は目視による認識が困難なため、レーザープローブを用いた高精度なレーザースキャン方式による欠陥検査が必要です。

塗装部品・メッキ部品

塗装やメッキなどによく発生する欠陥としては、製品表面の塗装やメッキが剥がれていたり、塗装の乗りにムラが生じているなどのケースが挙げられます。
これらの欠陥検査には、カメラを用いて色や形状に基づいて欠陥を検出する画像処理方式が向いています。

車内装部品

自動車の内装、例えばドアハンドルやカギ、操作ボタンなどは、光沢物であるため表面のキズやヘコミなどの欠損が目立ちやすい部品です。
金属表面の微細な欠陥を検出するには、レーザースキャン方式による検査が適しています。

ボディ表面

自動車などのボディ表面に発生しうる欠陥には、キズやヘコミ、塗装剥がれ、泡、ピンホールなど様々な項目が考えられます。
ボディ表面の色や形状の検査にはカメラによる画像方式、微細なキズの検出にはレーザースキャン方式による画像検査が適しています。

熱間鍛造品

鍛造品は材料を適切に流動させられないと、、材料の折り込みやまくれ込み、座屈などの欠損が発生する可能性があります。
こういった製品表面の形状に関する欠陥は、マスタ画像との比較検証を実行する画像処理方式による欠陥検査が必要です。

ギア歯面

ギアは歯面にひび割れや打痕などの欠陥が生じやすく、製造時に厳格な検査を行うことが必要です。
ギア表面のクラックおよび打痕の検出には、レーザー光を用いた高精度なレーザースキャン方式が適しています。

コンロッド

コンロッドとは、「コネクティングロッド」の略で、ピストン式エンジンのピストンとクランクシャフトをつないでいるもの。稼働が激しい部分なので、少しの欠陥が破損につながりやすいパーツです。微細な傷を検出するために、レーザーによるスキャン、マスタとなる鍛造品との2D、3D検査が適しています。

自動車部品に適した外観検査装置

円筒状部品の検査なら「ジャイロスキャン(長野オートメーション)」

「簡単に使える高性能」を実現したジャイロスキャン。円筒に検査プローブを挿入するだけで欠陥検査が可能です。特許を取得した可変焦点式高速スキャンプローブと微小スポットのレーザー光を用いており、優れた分解能で小さな鋳巣、割れ、傷、切粉、異物なども詳細に検出します。
自社内ショールームでのデモ試験を行えるため、性能を確かめたうえで導入可能です。

板状部品の検査なら「AIRIS-SP(アヤハエンジニアリング)」

検出された欠陥の平均値に基づいた濃淡分けにより、欠陥の種類を判別可能。判別が困難な微細なキズも検出できるのが強みです。たとえば銅板や鋼板といった金属の起伏・表面検査でも、SPOTやムラ、スジなどを検出できます。
また、画像処理後のサイズ調整も可能。表示メモリの単位や倍率を変更できます。

立体部品の検査なら「Lulimo H(SCREENホールディングス)」

SCREEN独自のMulti Angle Multi Shotを採用しており、 サイクルタイム5秒台の検査を可能にしています。深さ0.3mm以上の欠陥を高速で検出でき、しごき痕やこすりキズ、打痕、くぼみ、「肌不良などを見逃しません。
また、搬送一体型の装置のため、ワークの投入から検査、ワーク排出まで一元化されているのも魅力的なポイントです。

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