ワイドレンジハイブリッド検出器を搭載
サーフコム NEXには株式会社東京精密が開発したワイドレンジハイブリッド検出器を搭載しています。測定できる範囲を従来器の2倍以上としており、表面粗さや輪郭形状をワントレースで評価。傾斜や起伏、R面などをもつ対象物に対応可能です。「これまで表面粗さと輪郭形状の検査を別の機械で行っていたため、検査に時間がかかっていた」という場合はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
高速駆動による短時間測定が可能
サーフコム NEXでは駆動速度を大幅に向上させており、準備から測定までスピーディに行えるのが強み。さらにワイドレンジハイブリッド検出器によって表面粗さと輪郭形状の評価を同時におこなえるため、手間や時間をかけずに検査を行えます。なお、コラムには潤滑・防錆コーティングを施してあるほか、駆動部もグリスアップなどの日常的なメンテナンスをおこなわずに使用できます。
20±5℃の広い温度範囲で精度を保証
サーフコム NEXは20±5℃という温度範囲で検査精度を保証しています。温度変化に対してリアルタイムでスケールの伸縮補正を行うため、温度管理が困難な環境でも検査が可能です。なお、東京精密の特許技術であるリニアモータ駆動部の超低振動駆動機構により、振動よって発生するのノイズを抑制。さらにシンプル構造にすることで長期間安定した高精度検査を実現しています。
表面粗さ
傾斜や起伏、R面のような曲面にある凹凸でも、サーフコム NEXならスピーディに検出できます。検出器のZ 方向測定範囲は1000 μmとワイド。一般的な検出器測定範囲800 μmの1.25倍にあたります。なお、表面粗さ測定専用検出器の付け替え・後付けが可能です。
輪郭形状
表面粗さの検出と同時に対象物の輪郭形状も検査できます。マルチセンサ対応になっており、用途に応じて汎用タイプや高精度タイプの専用検出器の後付けも可能。そのため導入時は最小限の仕様にし、必要に応じて検出器を追加するのもおすすめです。
検査ユニットの販売だけでなく、検査装置全体をワンストップで依頼できる機械製作会社を紹介しています。
製作会社 | 株式会社 東京精密 |
検査精度(最小単位) | 記載なし |
用途(検査対象) | 傾斜面や起伏形状、R面のある対象物など |
検査項目 | 表面粗さ・輪郭形状など |
検査方式 | 超低振動測定 |
出力情報 | 記載なし |