スーパー5000K(テクノス)

スーパー5000K_画像 引用元:テクノス公式HP「スーパー5000Kカタログ(PDF)」(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://www.technos.jp/download/pdf/j_s5000k.pdf)

スーパー5000Kのおすすめポイント

対象物にとらわれない汎用性の高さ

スーパー5000Kは、自動車や鉄鋼などの大きな立体物から半導体ウエハなどの小さな物まで、幅広い大きさや形の対象物を検査できる汎用性の高さが強みです。長尺の物から円筒状や円盤状などの特殊な立体形状の対象も検査できるので、少量多品種の製品を製造するラインや複数の対象検査が必要な現場に適しています。

1台のカメラで一括検査ができる

スーパー5000Kに搭載されているカメラは、1台で実用50μmの検出ができる高性能なスペックを有しています。その性能は、4,000画素相当のCCDラインセンサーカメラ24台分に匹敵するほど。1,200mmを超える広範囲な検査のほか、視野幅を狭めることによって0.09μmの欠陥検出も可能です。

特徴の異なる欠陥も同時に検出

スーパー5000Kは、最大4つの画像処理プロセッサを搭載できるため、異なる欠陥を同時並列に検出できます。独自の技術によって、低コントラストの欠陥も検出可能。微妙な色ムラや塗装ムラなど、人の目では判別しにくい欠陥を検出したい際に有効です。カメラ1台で検査ができるため、角度設定や微妙な位置調整がしやすく、特定の角度から見た時だけに見える欠陥もしっかりと検出できます。

スーパー5000Kでできる検査

鉄鋼・非鉄の検査

鋼板やアルミ板、銅板、ステンレス版など、さまざまな鉄鋼や非鉄金属の検査に対応しています。素材の地合の影響を受けずに光沢のムラを検出できるので、カラー板や塗装鋼板、エンボス加工板など、塗装や加工された物の異常も検査可能です。遠方にカメラを設置できるため、製造ラインの熱の影響を受けることもありません。

フラットパネルディスプレイの検査

タッチパネルやガラス基板、偏光板など、精密素材が多く使われているPCやタブレットなどのディスプレイ画面。スーパー5000Kは、異物やキズ、ピンホールなどの微細な欠陥と「ムラ」などの低コントラスト欠陥を、同時並列に検査できます。素材からパネルまで製造工程ごとの検査もできるため、より高精度な検査が可能です。

薬品・食品の検査

異物の混入はもちろん、容器の欠陥も許されない薬品や食品の製造現場では、より厳しい欠陥検査が求められます。スーパー5000Kは被写界深度が深いため、立体の容器の底面から内面を検査することも可能です。例えば、容器の中や液中の髪の毛や虫などの異物検査に役立ちます。包装パックや紙パックの気泡やキズ、色ムラも見逃さず検出します。

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スーパー5000Kのスペック概要

製作会社 株式会社テクノス
検査精度(最小単位) 0.09μm
用途(検査対象) フラットパネルディスプレイ、フィルム、鉄鋼・非鉄、半導体、精密部品、電子材料など
検査項目 異物、キズ、ムラ、クレーター、ヌケ、凹凸、クラック、気泡、汚れ、シミ、線維、ヒビなど
検査方式 3次元方式
出力情報 記載なし

製作会社・株式会社テクノスについて

自動外観検査システムの開発をメインに、納入後のメンテナンス分野でも事業展開を図る企業です。全ての製造業における不良を撲滅し、より製造効率を上げることを目標に技術を追求しているとのこと。先進的な機器やシステムを生み出すために、日々開発を続けています。

株式会社テクノスの基本情報

会社の所在地 東京都港区芝4-2-3
対応実績 自動外観検査装置
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